ほくろ(色素性母斑)は皮膚の深いところ(真皮)まで母斑細胞が存在しメラニンを作り出すため、メスでの切除やレーザー等で削り取る治療となります。当院では炭酸ガスレーザーまたはロングパルスレーザー、電気メスを用いてほくろの治療を行っております。どの治療方法を選択しても必ず治療痕が残りますが最小限になるよう工夫しています。
いぼは平坦になるまで炭酸ガスレーザー又は電気メスで削り、上皮化するまでテープ保護をします。
ほくろやいぼの部位や大きさにより適切な治療をご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
当院でできる治療
- 保険診療での切除
- ロングパルスレーザー
- 炭酸ガスレーザー
- 電気メス
ほくろ治療
保険診療での切除
悪性が疑われる場合、診断をはっきりさせたい場合など、病理検査を提出する場合は保険での切除となります。しっかり深くまで切除することで再発の可能性が低くなりますが、瘢痕(手術の傷跡)が残るリスクは高くなります。切除した組織は病理検査に提出し、2週間ほどで診断できます。
自費診療での除去
炭酸ガスレーザーまたはロングパルスレーザー、電気メスを用いて治療を行います。削る深さを調整することができます。深く削る方が再発は少なくなりますが、上皮化までの時間がかかりへこみなどの傷跡が残るリスクは高くなるため、診察の上ご相談いたします。
照射の流れ
前処置
麻酔のテープを貼り、1~2時間お待ちいただくことで痛みがかなり緩和します。もしくは局所麻酔の注射をします。
レーザー照射
ほくろにレーザーを照射していきます。大きさにもよりますが、数分で終了します。
注意点
- ホクロの大きさや深さによりますが、2週間程度はテープ保護していただきます。
- 1~2週間後に再診で傷の治り具合を診察します。
- 数カ月赤みや色素沈着が残ることがあります。
リスク
感染、色素沈着、へこみなどの傷跡、再発
いぼ治療
顔やくび、からだのいぼの除去を行います。手足のいぼには行っておりません。
自費診療での除去
照射の流れ
前処置
麻酔のテープを貼り、1~2時間お待ちいただくことで痛みがかなり緩和します。痛みがある場合は注射で麻酔を追加します。
レーザー照射
いぼを炭酸ガスレーザー又は電気メスで焼灼していきます。大きさにもよりますが、数分で終了します。
注意点
- 多発するいぼの場合、まず3箇所程度でテスト処置を行い、経過を確認し、後日まとめて処置いたします。
- いぼの大きさ等により、処置後は軟膏を塗布もしくはテープ保護となります。
- キズが治るまで1週間程度、テープ(ビジダーム)を貼っていただきます。
- 1~2週間後に再診で傷の治り具合を診察します。
リスク
感染、瘢痕、色素沈着などのリスクがあります。
料金表
※上記以上の大きさの場合は別途見積もりとなります。
※クリームの麻酔は3,300円、注射での麻酔は1箇所550円、2箇所以上は1,100円となります。